「言語化は明確化|仕事も人生も、ゴールが見える人が到達する」

言語化できていない上司と私

仕事の中で、ある瞬間が訪れました。上司からの指示をチームに伝える際、何度説明しても「よく理解できない」という返答が返ってくる。その時、私は気づいたんです。自分が言語化できていなかったのだと。上司が伝えてくれたのは、ただの「指示」ではなく、実は「ゴール」と「目的」が混在していて、それを整理せずにチームに降ろしていたんだということに。

その経験から、私は「言語化とは何か」を意識するようになりました。そして、その答えを、木暮太一さんの著作の中に見つけたんです。言語化とは、実は「明確化」なのだ、と。

「言語化 = 明確化」という気づき

木暮太一さんは、わかりやすさの本質について書いています。複雑なことを簡潔に伝えるには、自分自身がそれを「明確に理解している」必要がある、と。つまり、言語化できない≒理解できていない、ということです。

上司の指示を整理する時、私は無意識に「ゴール」と「目的」を分けて考え始めました。ゴールは「何を達成するのか」。目的は「なぜそれを達成する必要があるのか」。この二つを明確に分離することで、初めてチームに「言語化された指示」を届けることができたんです。

人生の中での「明確化」

この気づきは、仕事の現場だけにとどまりませんでした。むしろ、人生で最も大きな選択の場面で、この「言語化 = 明確化」の力を実感することになります。

離婚と、再婚への願い

31歳の時、長男を出産しました。不妊治療を経て、ようやく手にした子どもでした。ですが、その3年後、私と元夫の間に大きなズレが生まれました。人生設計の違いです。私は子どもが欲しい。でも、元夫はもういらないと考えていたんです。

離婚を決めた時、私は「一体、自分は何を望んでいるのか」を徹底的に言語化することにしました。再婚するなら、どんな人と人生を共にしたいのか。何を大切にしたいのか。その相手と、どんな家族を作りたいのか。

そこで私は、理想のパートナーの条件を100項目、リストアップしたんです。

「明確化」が目標到達を加速させた

ただリストを作るだけではありません。その100項目の中から「本当に譲れない条件」と「あったら嬉しい条件」を分類しました。つまり、もう一度「言語化 = 明確化」を徹底したんです。

そして2年が経ちました。出会った人がいました。その人は、私の100項目のリストの、実に80%を満たしていたんです。

もし、あの時に「いい人と再婚したいな」という曖昧な願いのままでいたら、どうなっていたか。私は確信しています。ここまで早く、これほどまでに「自分にぴったりの人」に出会うことはなかったはずです。

曖昧さを手放すことの力

仕事でも人生でも、私は同じことを学びました。ゴールと目的を混在させたままでは、道は見えない。複雑さの中に埋もれたままになる。けれど、それを「明確化」した瞬間、選択肢が一気に絞られて、行動が加速する。感度が上がって、自分に必要な情報や人が目に入るようになる。

これが「言語化 = 明確化」の力です。

限られた時間、限られた環境の中で

もし、あなたが今、人生の選択肢に迷っているなら。仕事の中で、何を優先すべきか悩んでいるなら。

一度、それを「言語化」してみてください。ただし、うっすらとした言葉ではなく、できるだけ「明確に」。「こうなりたい」ではなく「具体的に、こうなる」。「いい人と出会いたい」ではなく「どんな人と、どんな人生を作りたいのか」。

その一歩が、目標に辿り着くスピードを劇的に変えます。

参考書籍

この記事で触れた「言語化 = 明確化」という考え方は、木暮太一さんの著作から学びました。複雑なことをシンプルに伝える力、そしてその背景にある「明確さ」の大切さについて、もっと詳しく知りたい方は、ぜひこちらをお手に取ってみてください。

『難しいことはわかりやすく』木暮太一 著

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